50代,女性,会社員,負債約680万円

2016-06-09

過去に浪費癖があり複数の貸金業者から借り入れを起こしていた。見かねた親族の援助を受け,大部分を返済したものの,全額を返済することは出来なかった。その後またしても借り入れに手を出してしまい,債務額はどんどん増え,自転車操業状態に陥り,当事務所とは別の法律事務所に依頼をし債務整理を行った。その事務所の弁護士は過払い金の返還請求をしたり,残った債務について分割弁済するよう手はずを整えてくれたが,当時本人はほとんど収入がなく,弁護士報酬の支払いや返済が出来なくなり,その弁護士には辞任されてしまった。
このままではいけないと,当事務所の弁護士に相談をし,破産の申立を行うこととなった。
当初は忙しさにかこつけて家計簿をおざなりにすることが多かったが,岡島式家計簿をつけることを習慣づけ,家計の再建を目指した。家族とも連携し,無駄な出費を見直し,いつしか家計簿をつけることが毎日の習慣になっていった。
今後も継続して家計簿をつけ,二度と借り入れには手を出さず,計画的に生活していくことを強く誓った。

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