岡島式家計簿

岡島式家計簿をつける意味

当事務所では、債務整理、破産、個人再生及び着手金を分割で支払っている方全て、岡島式家計簿をつけていただいております。

岡島式家計簿には次の3つの特徴があります。
●岡島式家計簿は、どんな方にも絶対に出来る簡単な方式です。
●また、継続的に行う仕組みがあります。
●これを続けることによって、お金持ちになれる基礎を獲得することができます。

どんな方にも絶対にできる簡単な方式

家計簿をつけようと思った方はたくさんいらっしゃると思います。しかし、家計簿を継続的につけることは困難です。
新しい家計簿を買ってきて、1周間は続けたが忙しくなり途中でやめてしまったという話はよく聞きます。
今まで一度も家計簿をつけたことがないという人もたくさんいらっしゃいます。
当事務所では、長年の経験に基づき、すべての方が絶対に継続できる家計簿のつけ方を指導しています。その秘訣を詳しく述べたいと思います。
※朝日新聞にも紹介されました!2003/09/11 家計簿つけて脱借金 多重債務立ち直り策 朝日新聞

岡島式家計簿のつけかた

個人再生手続きをはじめ、債務整理(任意整理、破産等)というのは、あくまで現在経済的に行き詰まっている生活を再建するための手段です。
大切なのは、当事務所にご相談いただいた後の生活をいかに過ごすかです。そこで、当事務所では、以下のように家計簿のつけ方を指導し、生活再建のお手伝いをしています。

(1)誰でも簡単に始められるよう、大学ノートを利用し、左側のページにはレシートを貼ります。支出欄にはレシートごとの金額を記載し、レシートを見れば買い物の中身を確認できるようになっています。
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(2)家計簿をつけるときの細かい注意点は下記の通りです。

家計簿の記載の仕方
 1.現金収支のみ、財布の中味の増減のみ書く。
   預金通帳に記載される電気料等は、混乱するので書かない。通帳から下ろした現金、誰かから借りたお金は、収入欄に書く(財布に入るものを収入、出るものを支出とする。)
 2.領収書毎に書く、領収書を貼付する
   これが一番簡単、領収書の最終残高のみ書く。領収書は左のページに貼る。
   領収書のないもの(ジュース、たばこ)はその都度
   領収書に、番号を振り、項目と対応させる(チェックをしやすくするためです)
 3.毎日書いて、家族に必ずチェックしてもらい印を押してもらう。
 4.帳簿上の残高と財布の中味が一致することのチェック
   ほっておくと、帳簿だけきれいで、実際の有り高と異なる場合があるのでここが一番大切。
 5.不明金が出たら、その日のうちに不明金として計上し、残高をあわせる。
   家計簿が続かなくなる最大の原因はここにあります。
 6.事情でとぎれたら、従来の家計簿ご破算にして、その日から再度新規でやり直す。
 7.毎月の家計の状況を別紙の「家計の状況」にまとめる。
   このときは、預金通帳の引き落としの光熱費,保険料等を書く。
   スーパーの領収書に、雑貨が混じっていてもまとめて「食費」でまとめる。
 8.家計の状況を書きながら,先月分と比較をしてください。また,節約できる項目を家族で話し合ってください。
 9.大学ノートに一行置きに書いていきます。
   領収書欄が一杯になったら、次のページにいくか、上に重ねて貼っていく。
10.携帯電話金額の欄は別項目。
   携帯電話は,料金が1分30円前後であるにもかかわらず,架けているときにその負担の多さに気づかず,一ヶ月後に来る明細表で初めて明らかになるので,その時々の架けすぎという自覚ができにくいです。毎日,携帯の料金をリセットし,一日毎の携帯の料金を書くようにすると, すこし無駄なおしゃべりをすれば一回に何百円も支払うことを自覚でき,不要・不急な通話を押さえることができます。
11.これをもらったら,今日大学ノートを買って,遅くとも明日から付けてください。
12.1週間つけたら,一度持ってきてください。最初の出だしが肝心です。
13.これをきちんとすれば,必ず,弁護士費用や弁済金が,自分の収入内で支払えます。
14.これらが,終わったら,同額を引き落としの積み立て預金にしましょう。

 

(3)上記のとおり家計簿をつけたら、一ヶ月の収支を把握できるようにしましょう。
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(4)当職事務所では,今まで家計簿をつけたことがない人が100%つけられるようになっています。
その秘訣は,毎日つけて,同居の親族のチェックと月に1回の事務所でのチェックを行うこと,毎月家計簿をつけられたことに対して,法律秘書や弁護士から褒められることが原因ではないかと思っています。
また,この家計簿を継続すればお金持ちになることができる基礎を現在つくっているのだという自覚が,そうさせていると思います。
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