70代男性 債権者数7社 負債総額1082万 破産申立

2019-01-30

■借入れの理由

配偶者の事業用資金として,不動産を担保に借入れをした。その費用を毎月支払いをしていたが,配偶者が亡くなり一人の収入では到底返済ができないと思い,破産するに至った。

■生活状況

年金と自営業の収入で,一人で生活していました。しかし,自営業の収入も月によってばらつきがあり,とても1000万円以上の借金を返済できるような状況ではありませんでした。

■選択した債務整理の方法

破産(少額管財)

不動産の保有,過払い金があったため

■問題になった点

フランチャイズ契約の法的構成(給与か,売掛金か)が問題となりましたが,営業場所等の契約内容,報酬の支払状況等にもとづいて,自営業の収入というよりも給与としての性質が強いことを説明しました。その結果,月々支払われる金員につき売掛金ではなく給与として認めていただき,相談者の生活の糧を確保することができました。

■解決に至るまでのポイント

家計簿を毎日つけていただき,収入と支出を目に見える形にしていただいたため,無駄な支出を省くことができました。

配偶者の相続や不動産の保有状況,過払い金についても調査・報告を行い,無事に免責決定を得ることができました。

 

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